デジタルレスキュー ハンドクラフターズ

神戸を中心にパソコンサポート・パソコンの修理や販売を行っているハンドクラフターズ株式会社のブログです。

空き家問題…事務所として使えないか?


最近、世間をお騒がせの1つ、空き家問題。

空き家は人口減少に伴う問題で全国的に深刻になってきている。

誰しも新しいものが良い、新築の住宅は相変わらず建てられていて入居はされているみた

いだけどその一方空き家はどんどん増えている。

その空き家だけど我々みたいな起業したての事業者に格安で借りれないだろうかと、最近

考えている。

起業してすぐはなかなか軌道に乗らない。そして事務所の家賃はベラボーに高い。

ハンドクラフターズは最初インキュベーションオフィスに入居して家賃を抑えた。

インキュベーションオフィスはたくさんの起業したての企業やフリーランスの方、営業所として

ちゃんとした事務所を置けない地方の中小企業などが入っているオフィスで基本机1つ借りるという

形態だ。

それでも家賃月4万円。途中から人を1人雇ったので6万円にもなった。これは軌道に乗っていな

い企業には大きな負担だ。ちなみに今はその雇った方が辞めたので家賃を会社の住所はイ

ンキュベーションオフィスに残し自宅の部屋を事務所に移して家賃を抑えている。

自分の家で起業する人も多いが、それでは個人宅に毎日他人が入ってくるということにも

なるし若干抵抗もあって人も雇えない。またマンションやアパートなどにお住まい方が起業する場

合はスペース的にも難しいだろう。

空き家を事務所として借りる場合、市町村や県が例えば最低使えるだけのリフォームを行

い家賃を最初は1万円からスタートし売り上げや利益に応じた設定にすればどうだろうか。

これから人口は減るが企業が空き家を使えばひとまず人口には比例しない。

そして空き家を事務所にする事で雇用も生まれる。さらにその企業が成長すれば税収も

増える。そういう制度がある市町村には企業が集まり活気が生まれるに違いない。

若い世代の世帯などに地方自治体が空き家を貸し出しする制度は出来ていてリフォーム費用の1

/3を助成しますなどの制度があるみたいだけどそもそも2/3のリフォーム費用が捻出できる家庭

ばかりではない。事業者も同じ。

事業者や若い世代に貸し出すにしても最低限のリフォーム、そしてインターネットの回線の工事は

県や市町村が行い貸し出して欲しいものだ。

神戸市でそのような制度が始まれば真っ先に利用したい。そして神戸で起業したい人がた

くさん集まってくるに違いない。

人が減る→空き家が増えるって嘆くよりも使う手段を考える方が良いのではないだろうか。

空き家問題はたくさんの障害もあるだろうが本気で市町村が取り組むならば障害を解決することを

前提に手を上げる企業は少なくないはずだ。





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