アマチュア無線という趣味は実は事務作業が結構多いのです。
時間が限られている中でアマチュア無線を純粋に楽しむためにはこの事務作業が結構
やっかいなのです。
私も小学6年生の時にアマチュア無線の免許を取得し中学生の頃には50MHzSSBにはま
りこんでいくのですが事務作業に辟易してました。学生時代は女の子とも付き合いたい
し音楽も聞きたいFMもエアチェックしたいしもちろん勉強も学校行事もある。忙しい
んです。
社会人でも仕事や家庭との両立の中でアマチュア無線をするのは大変なことだと思いま
す。私も社会人になりこれで思いっきりアマチュア無線を楽しむことが出来ると思って
も仕事で深夜になったりすると休日は体を休めるのが精一杯でRIG(無線機)に電源を
入れることすらできずといった具合です。
さて、アマチュア無線の事務作業というのは無線で交信したら業務日誌(ログブック)
に交信した内容を記録しなければいけないと法令で決められています。この後、交信証
(QSLカード)を発行します。絶対しなければいけないというものではありませんが、
交信したことを証明するものでありこの交信証を発行し交換する慣例になっています。
この交信証を発行する事務作業が結構やっかいなんです。私も何度この交信証を発行せ
ずに済めばアマチュア無線をもっと楽しめるのにと思ったことか・・・。交信証を発行
することも含めてアマチュア無線の楽しみとすればいいのですが交信証を発行すること
が面倒でアマチュア無線から離れていくこともあるかもしれません。交信証を発行して
いないのにまた同じアマチュア無線局と交信するってこともあり得ます。そうなるとバ
ツが悪いですよね。
となると「交信証を発行しない、出来ない」→「交信しなくなる」→「アマチュア無線
から離れる」といった具合になります。私もここにはまりました。
近年、TurboHAMLOGというフリーソフトによって業務日誌(ログブック)の電子化が
進みました。このTurboHAMLOGで交信証を発行する機能はありますが、これまたなか
なか出来ません。そこで弊社がTurboHAMLOGのデータ入力サービスのオプションとし
て交信証の発行までさせていただくサービスを行っております。
昨日、この交信証の発行のみして欲しいと御依頼をいただきました。ありがとうござい
ます!交信証の発行だけというのは、あまり想定してはなかったのですが確かに前述の
とおり私自身困ってました!いろいろと検討は必要ですが交信証の発行サービスをさせ
ていただくことにしました。
海外にはこんな便利なサービスもあるようです↓ 。
GlobalQSL. The Revolutionary technology of QSL cards exchange!
御依頼いただいた方から教えてもらいました。
交信した業務日誌(ログブック)のデータをメール等で送れば紙のカードに印刷し交信
証を作り相手のアマチュア無線の局に送るというものです。
弊社がこのサービスを行うことで煩わしい事務作業から解放されアマチュア無線が少し
でも多くの方が楽しむ趣味になればと思います。
交信証(QSLカード)を知らない方のためにWikipediaと日本アマチュア無線連盟のペ
ージで簡単に説明しているのでよかったら下記リンクよりご覧ください。