毎日のように日本のどこかで痛ましい交通事故が起きている。
最近の事故、御高齢の方の運転が多いような気がする。
というか、今までも高齢者の事故はあったんだと思うけど、世間の関心が高いからかよく報道されている。
報道のあり方も度が過ぎるというか少々疑問だけど。
それにしても、これからの地方の交通はどうしたものか。
電車やバスが住居の近くまで来ている人は公共交通機関で買い物に行ったり病院に行ったり出来るけど、そんな人ばかりではない。
でも、そういう人でも買い物した重い荷物は持って帰るのも大変。
また、都市に住める人ばかりではない。
そして、私より上の世代の男性は特に車への執着が高いような気がする。
男は「いつかはクラウン」というようなコピーが頭の中に刷り込まれている。
私もいつかはクラウンに乗りたい(笑)。
地方都市の交通、車が無くても良い世界を作れないものだろうか。
解決策を考えてみた・・・
(1) ネットスーパー
結局、誰かが車で持ってくる。
高齢者の方は買い物に行くことで気が紛れる。刺激になるので単純にモノが届くというだけでは解決にならないような気がする。
(2)オンデマンドタクシー
テレビの情報だけだけど最近の地方で実用化されているようです。家の前まで来てくれる乗り合いバス。
若い高齢者が運転しているパターンが多いような気がするし、先日のTBSの報道特集でやっていたけど赤字だと言ってた。赤字は長続きしない。
(3)LRT
作るのに何年もかかるしどっかの都市では新規に作るのに反対運動みたいなものもある。
私は高校の時に岡山にいたけど高校の横を岡山臨港鉄道というディーゼル列車が走っていた。今は廃線になってしまった。
岡山港とJR(当時は国鉄)大元駅を結んでいた主に貨物がメインで時々客車も走ってたような記憶。廃線跡は例によって遊歩道と道路になった。
こういう地方の鉄道が今でも残っていたら架線工事は必要だけどLRTなど走らせると、少しでも解決になるのではと思う。悲しいかな鉄道は廃止すると二度と復活することはない。
(4)自動運転バス
低速度で走る自動運転の乗り合いバスが往来の多い道路だけでも細かく走れば、多少は解決できると思う。人が運転しないので人件費とヒューマンエラーは抑えることが出来る。
5Gのインフラ整備とAIの進化など技術的なハードルがたくさんあるので、一朝一夕には出来ないと思うが真剣に早急に取り組まないといけない時期が来ていると思う。
しかし、先日の金沢シーサイドラインの事故でもう何年も実績のある自動運転が怖いと感じ、車の自動運転はまだまだ出来ないなと思った。先日も神戸のポートライナーに乗って自動運転でよくがんばってるなと思ったばかりだ。でも、公道での自動車の自動運転も事故は必ず起きると思う。
自動運転が難しいのならば人件費がかかっても人が運転して低速でコンパクトな乗り合いバスを細かく網の目に走らせるしかないかもしれない。ハイエースなどの従来のデマンドタクシーではなくて鉄道の駅から住居近隣まで小さくて細かい道にも入っていける低速でしか走ることが出来ない将来自動運転にも対応できるようなバスの開発が必要だと思う。
出来ればLRT+低速乗り合いバスが理想だと思う。